
アカデミー賞4部門にノミネートされたSFだと聞いて、小さい頃からSF好きの好奇心で観にいきました。時間がとれなくて、なかなか行けなかったのですが、やりくりして映画館に向かいました。SFではあるのですが、物語が現実的すぎて、違う映画にしておけばよかったかなと10分くらいみて思いました。えびと言われる宇宙人のかわいそうな境遇と、スラムのごみごみした映像を見続けるうちに、その特異な世界に入ってしまいました。どことなくこの前にみたハートロッカーのような息が詰まる感じがあって、最近の流れなのかと感じました。幸いなことに、この日は、夕食にお刺身や海老がでなくて良かったと思いました。映画をみたすぐはおいしい海老も、無駄になってしまうようなライブなリアル感を感じる映画でした。
2010年4月公開
息苦しさを感じる作品が好きな人におすすめ
おすすめ度 ★☆

札幌アイ
歳時記
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