
おいしいお蕎麦とお酒を味わえる、西野の翠明庵で2011年2月10日に開かれた、伯楽星あたごのまつ新酒を楽しむ会に参加してきました。伯楽星やあたごのまつを作っている新澤醸造店の杜氏新澤巌夫さんはアメリカのグラミー賞レセプションに行っているということでこの日は翠明庵店主の吉田強さんが司会進行解説をすべてこなしながらの会です。

お店に入って、会が始まるまで、今日の会にあてた新澤巌夫さんのお手紙を読むと、すいめい庵店主と新澤醸造店杜氏の新澤巌夫さんの強い信頼関係を感じました。お手紙には翠明庵吉田親方と書かれていましたが、親方という呼び名が似合うしっかりと新澤醸造のお酒のよさを伝えるぞという店主の強い気合いを感じました。

おかみさんの手作りのプリントからも温かい気持ちが伝わってきます。お酒の解説も書いてあって読んでとても勉強になりました。

すいめい庵店主のあいさつで会がはじまりました。新澤巌夫さんの代わりに「何でも質問に答えます」という力強いあいさつです。

ご常連の乾杯の発声で最初に飲んだのは伯楽星純米吟醸のおりがらみです。宮城生まれの酒米、蔵の華を使った見て楽しいきれいなお酒です。爽やかな中にお米の旨みがしっかりとあるおいしいお酒で思わずおかわりをしてしまいました。

愛宕の松 限定純米吟醸 宮城県産のひとめぼれを55%まで磨いているお米の甘みを感じる新酒です。このお酒もおいしくておかわりしてしまいました。いつも思うことですがペースを考えて飲むべきだったと次の日反省することになりました。

三種類目には愛宕の松別仕込み本醸造酒が登場します。酒米は非公開となっていましたが、店主のお話でなぜ非公開かという説明を楽しく聞かせてもらいました。本当にいろいろ知っていて感心しました。お銚子にはおかみさん手作りのラベルがあり、うれしい気持ちにさせてもらいました。別仕込みについてもわかりやすい説明で意味がよくわかりました。

この日の会は店主さんが司会進行で厨房に立てないため最初に特製お弁当が登場しました。鴨ねぎにまぐろ、煮物に天ぷら、ホタルイカの沖漬けな真ん中にあるおいなりさんはなんと蕎麦いなりです。とてもおいしい!愛宕の松や伯楽星にぴったりでお酒がすすみました。

次に登場したのはあたごの松の純米です。ササニシキを60%まで磨いて作ったお酒です。
お米のうまみを感じるしっかりとしたお酒です。県内出荷のお酒で燗酒もおいしいという店主の解説でした。燗酒は次回の楽しみにということでした。

五種類目に登場したのは翠明庵で定番のいつものお酒、伯楽星特別純米です。2011年3月号のdancyuに載っている新澤巌夫さんの写真をみて店主の楽しい話がはずみました。

伯楽星特別純米はこの日のおいしいお酒の中でも、納得のおいしいお酒です。お店定番のお酒にはそのお店に合う不思議な安心感を感じました。店主の楽しい解説を聞きながらみなさん楽しくお酒がすすみました。飲み過ぎてお楽しみの蔵出し秘蔵酒を飲む前にかなり酔いがまわってきてしまいました。酔いながらも店主のお話の中で伯楽星の由来が印象に残りました。三本木町で昔、馬の目利きのことを伯楽と呼び、名人の伯楽が見いだした馬が一日に千里を駆けて星になったという古事からきているというようなお話でした。

伯楽星を楽しみながら、お料理も楽しめました。お餅のようなもちもちした食感で何だろうと思った肴は聞くと、お餅ではなく生湯葉から作ったということで、上にのっている蕎麦味噌も伯楽星によくあいます。

岡山県産の雄町を40%まで磨いたこだわりのお酒、雄町を使っていながらすっきりおいしくしあげています。やはりおかわりしてしまいました。

蔵の華を55%まで磨いた伯楽星の純米吟醸をいただく頃にはかなり酔いが回ってきました。これまで登場したお酒を眺めるとどれもおいしくて最高の日本酒です。

次にいよいよお楽しみの蔵出し秘蔵酒の登場です。アメリカのラスベガスのホテルで1本15万円で提供されていて、グラミー賞のレセプションでも振る舞われてセレブが飲んでいるというお酒を、雪深い札幌西区西野の奥地でいただけるという不思議さを感じました。新澤さんのお手紙をみると「究極を考えて9%まで精米した超純米大吟醸を送らせて頂きました。香りに頼らず、米の中心部分だけを味わう為だけに醸しました。」とあります。呑んだ方のみに感動を伝えられるように雑誌やHP等も紹介不可ということで。このお酒は写真をとらずに感動を味わいました。

秘蔵酒をいただいたあとで、また、最初に呑んだ伯楽星純米吟醸おりがらみに戻りました。たくさん呑んだ後にもさらにおいしい日本酒です。

このあとも、おいしい新澤醸造店のお酒に囲まれながら店主さんおかみさんも交えて楽しい時間がすすみます。

22時前にお楽しみの大抽選会が始まりました。じゃんけん勝負でしたが、じゃんけんの弱い私は負け続けでした。

もう一度、飲み比べを続けていくうちに時間はあっというまに過ぎていきます。日付が替わる前にみんなで記念写真を撮って楽しい会はお開きとなりました。

お店を出ると、降り続いていた雪はやんでいました。こんな楽しい会を開いていただいた翠明庵さん、新澤醸造店、斎林本店いろいろな人に感謝しながら家路につきました。

次の日のお昼、おいしいお蕎麦を食べにまたまた、翠明庵へ昨日、伯楽星とあたごの松が並んでいたカウンタはきれいに磨かれていました。店主さんも朝起きるのがさすがにつらかったということです。

昨夜、伯楽星とあたごの松をいろいろいただいて〆にはやはり翠明庵のせいろを食べたいという思いで、次の日となりましたがせいろをいただきました。完全無農薬奈川在来種の10割蕎麦はとてもおいしくて一気に食べてしまいました。相変わらず丁寧な作りのお蕎麦で、店主さんお疲れのところ「さすが」と思いました。

ビワミン健康ドリンク 300円
たぬしまる巨峰で作ったぶどう酢にびわの葉をひたし、ロイヤルゼリーを加えた身体にいい飲み物で、アルコールを分解してくれるようです。飲んですっきりしました。新澤醸造店のお酒を扱っている宮城県の齋林本店で扱っているそうです。
ビワミンサワーもあるということで、今度食前酒にのんでみたいと思いました。
さすが、翠明庵飲んだ次の日のフォローまで考えていると感心

伯楽星とあたごの松、最高のお酒をいただきにまた、訪れたいすてきなお店です。
翠明庵(すいめい庵) 夜は居酒屋楽
札幌市西区西野9条4丁目8-17
011-664-7238
11:30~14:30
18:00~23:00 LO22:30
日祝日は ~22:00 LO21:30
水曜はお昼営業、 木曜定休
第9回の翠明庵のチャリティライブの案内です。今回2011年9月の第5回チャリティできれいな音色を響かせてくれた狩原枝里子さんが登場します。また、すてきな演奏が聞けると思うととても楽しみ、素晴らしい演奏とともに、翠明庵のお蕎麦、日本酒の伯楽星の豪華な時間を過ごすことができます。
2012年2月18日(土)オークションスタート18時頃
ライブスタート19時頃
チャリティ入場料は1000円
2011年9月第5回チャリティの様子
前回の曲目は
・子供の領分よりゴリヴォーグのケーワウォーク ドビッシー
・5つの小品 イベール
・楽器紹介 クラリネット メモリー、シングシングシング
オーボエ サクラ
ファボット マルモリ
・ラグタイムダンス ジョプリン
・ワルツィング・キャット アンダーソン
・ムーンリバー
・ジブリメドレー
アンコール ・マリオ組曲、アメージンググレース
チャリティオークションライブ 第9回
2月13日(土) 参加費は1000円です。
オークションスタート 18時
ライブスタート 19時頃
クラリネット奏者狩原枝里子のライブコンサート。
チャリティオークションに出品できる商品も募集しているということです。 詳しくは電話で翠明庵へ
翠明庵(すいめい庵) 夜は居酒屋楽
札幌市西区西野9条4丁目8-17
011-664-7238
11:30~14:30 18:00~23:00 LO22:30 日祝日は ~22:00 LO21:30 水曜はお昼営業、 木曜定休

琴似からタクシーで15分ほど揺られて、友人夫婦と到着したのはおいしいお蕎麦のすいめい庵さんです。カウンタに座りたのんだのは蕎麦屋酒セットです。まずは三種盛りつまみながら伯楽星をいただきます。

伯楽星はうまみのあるおいしいお酒でくいくいと杯がすすみます。

手作り豆腐は濃厚な大豆のうまみがあります。

何度食べてもおいしい、石川県のするめいか、いかごろまでおいしくて、日本酒がすすみます。

ここで、もう少し蕎麦屋酒を楽しもうとせいろの前にたのんだのは、まぐろ刺しです。西野の奥で食べて驚きのおいしいマグロでした。一緒にたのんだ日本酒は手取川夏純米辛口、夏らしい爽やかなラベルで、その名の通り夏においしい辛口のお酒ですが、のんでいるうちに旨みが増してくるおいしいお酒でした。

お酒をのんでいて、途中で食べたくなるのが、だし巻き玉子、一口で食べてしまいました。日本酒によくあう、おいしい玉子焼きです。

つぎにたのんだのは、すいめい庵のオリジナルブランド「もも」です。筆は娘さんの手によるものだそうです。宮城の阿部勘酒造店で蔵の華という酒米を55%に精米した純米吟醸酒でこくがありながらすっきりと飲める飲み口のいいおいしいお酒です。

長野県の馬刺しは、馬の脂がおいしいと初めて感じました。全くくさみがない大変お酒がすすむおいしい肴です。前はメニューにあったそうですが、今ははずしているということで、食べに行くときは馬刺しが有るか電話で確認した方がいいと思います。

日本酒があいて、すっきりと焼酎のロックをいただくことにしました。馬刺しに焼酎とてもおいしい組み合わせと思いました。

いよいよせいろをいただきます。黒松内の契約農家で作っている蕎麦を使った十割蕎麦は店主さんの気合いと職人の手さばきで、目の前にさっと登場しました。この日も満腹になるほど肴をいただきましたが、何度食べても満足感のあるおいしいお蕎麦です。

最後は、上品なアイス金時をいただきました。甘い物を食べるとやはり落ち着きます。

今回も誘惑されてしまったのが、なんと100円の天使の誘惑、ストレートできゅっと飲むと一気に酔いがまわり、ちょうどお店を後にしました。札幌市内にありながら満足感のある小旅行をした気分に浸れる、貴重なお店です。
居酒屋 楽
蕎麦屋酒 翠明庵(すいめいあん)
011-664-7238
札幌市西区西野9条4丁目8-17

日本酒をいただきました。たのんだのはすいめい庵さん定番の伯楽星、おいしいお酒です。

じゃばらきゅうりは夏らしい1品でした。

ゆばを食べて、日本酒がすすみました。

2杯目にたのんだ飛露喜も
料理にあうおいしい
日本酒です。

天ぷらはあいかわらずかりっとしておいしい

だし巻 450円
口の中で出汁がふわっと流れる感じがくせになる味です。

かもの炙り おいしい脂がかりっと焼かれた鴨肉もおいしい一皿です。

娘さんにラベルを書いてもらうという「もも」すいめい庵
オリジナルのおいしいお酒でした。

せいろをいただいて、おなかも満足です。

お酒のしめは天使の誘惑
おちょこ100円
2010年5月訪問時

お子様セット500円 10割そばのせいろに天ぷらはエビ天もついています。かわいいおかしまでついた本格蕎麦は子供の食育にも良さそうです。

野菜天せいろ1000円
天ぷらは薄衣でまわりのさくさくとした食感とともに絶妙な揚げ加減で中のおいしさを閉じ込めています。もちろんおそばもおいしくて、満足でした。

のりせいろ 別にもられたのりが、せいろによくあっていておいしい。

夜にいっても、お昼にいってもおいしいおそばを食べれる貴重なお店です。

お子様セット500円 10割そばのせいろに天ぷらはエビ天もついています。かわいいおかしまでついた本格蕎麦は子供の食育にも良さそうです。

野菜天せいろ1000円
天ぷらは薄衣でまわりのさくさくとした食感とともに絶妙な揚げ加減で中のおいしさを閉じ込めています。もちろんおそばもおいしくて、満足でした。

のりせいろ 別にもられたのりが、せいろによくあっていておいしい。

夜にいっても、お昼にいってもおいしいおそばを食べれる貴重なお店です。
2010年2月訪問

琴似からタクシーで15分ほど街の灯もまばらな西野の奥にひっそりとあるおいしいそばと日本酒の味わえる、すいめい庵さんを訪ねました。「そばや酒」をお願いしました。
そばや酒のお酒にはなかなか珍しい飛露喜をたのみました。「そばや酒」は豪華なセットでお酒一杯、手づくり豆ふ、三種盛り、天ぷらもしくはイカ焼き、せいろで1500円です。

さくっとした天ぷらはおいしい

石川産のイカ焼きは、するめいかの干しイカでいかごろも入っていてこれもお酒によくあっておいしい肴です。

2杯めは伯楽星・愛宕の松をたのみました。おいしいお酒です。

せいろは黒松内産の蕎麦粉10割の手打ちそばで、おいしくて一気に食べてしまいました。とても細くそれでいて、しっかりしたおそばで技術の確かさを感じます。そばつゆもおいしくてそばゆで、最後まで味わいました。

店主さんの蕎麦の話をききながらおいしい日本酒と蕎麦を味わい楽しい時間を過ごせました
そば屋酒 翠明庵(すいめいあん)
011-664-7238
札幌市西区西野9条4丁目8-17
2011年2月訪問時
職人の技が感じられるおいしい10割そばを札幌郊外の静かな場所で味わえる
おすすめ度 ★★★★★