
この建物は江戸時代初期の大名小堀遠州(1579~1647)が作らせた建物と伝えられています。茶人としても名が高く、禅をおさめ、書道や歌道にも秀でた文化人だったようです。

対象8年に札幌の持田さんという人が買い付けて北4西12の屋敷に移されたそうです。

昭和46年譲りうけていた長澤さんから札幌市に寄贈されて、この年に中島公園の日本庭園に移設されました。八窓庵にはその名の通り八の窓があり、狭い茶室に広さと立体感をあたえているそうです。豊平館の裏にあり、日本庭園ものんびり落ち着ける癒しスポットです。街中にありながら小さい滝まであり、すすきののすぐ隣にあるとは思えません。

八窓庵
札幌市中央区中島公園1番(日本庭園内)
011-531-0029
4月下旬~11月上旬の観覧期間
9時~17時まで 観覧料は無料
2009年10月訪問
おすすめ度 ★★★★
規模は小さいが癒される雰囲気はとても良い
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