2010年6月更新

豊平館は明治13年に北海道開拓使直属の洋風ホテルとして開拓使直営工事によって建設されたそうです。中央区の北1西1に建てられていましたが昭和33年に市民会館を建設するために現在の中島公園に移設されました。現在は結婚式場として使われています。
昭和57年から5年間の大規模修理で創建当時のウルトラマリンブルーの爽やかな色合いの外観に修復されました。
館内は入館料無料で時間内見学できます。火曜は休みでお茶もできます。赤い絨毯がしきつまれて重厚な雰囲気をだしています。
館内には至る所に豪華なシャンデリアがつるされています。このシャンデリアは赤羽工作分局でつくられたそうです。
広間などにある牡丹唐草のカーテンとじゅうたんは西洋の技術を習得した西陣の職人さんによって織られたそうです。
札幌の中では数少ない明治の歴史を感じらる重要な建物でした。
豊平館
札幌市中央区中島公園1番20号
011-511-0985
9時~17時

10月中旬の中島公園の紅葉は見頃です。まだ、緑や黄色、赤の木々の葉とのコントラストで目立つのは爽やかな青と白のツートンの歴史的建造物の豊平館です。

この場所の裏の日本庭園はなかなか風情があります。隠れた癒しスポットです。雪の重みで囲ったプレハブごと破壊された八窓庵も修復されてみることができます。豊平館は現在、結婚式会場として人気だそうです。

豊平館について
建設当時は札幌市の中心(中央区北1条西1丁目)にあった洋風ホテルで、1880年(明治13年)に開拓使が建設したそうです。明治天皇や大正天皇、昭和天皇の宿泊所ともなった建物で1958年(昭和33年)に現在の中島公園内に移築し、1982年(昭和57年)から、建設当初の色合いのウルトラマリンブルーに外観がふくげんされたそうです。

札幌市中央区中島公園1-20 011-511-0985 9時~17時
2009年10月訪問
おすすめ度 ★★★
外観をみるだけでものたりないかもしれないが、散歩には最適
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